滝川市立図書館スタッフがおすすめする『今がヨミドキ!』
今年も残りわずかとなりました。みなさんは「年末の風物詩」と聞いて何を思い浮かべますか。大掃除、除夜の鐘、年越しそば…といろいろあると思いますが、毎年大晦日に行われている「紅白歌合戦」もそのひとつではないでしょうか。そんな「紅白歌合戦」の謎にせまる1冊をご紹介します。
「紅白歌合戦ウラ話」
合田 道人/著
全音楽譜出版社
国民的番組とも呼ばれる「紅白歌合戦」、そこには数々の謎と時代とともに移りゆく歴史がありました。「どうして男女が戦うことになったの?」「出演者は誰が決めているの?」「トリになる条件は?」など、番組にまつわる素朴な疑問をQ&A形式で解説しています。また、お正月の特別番組として1月3日に放送された1951(昭和26)年の第1回から、平成最後の放送となった2018(平成30)年の第69回までの出場歌手、曲目、当日の様子などを、その年の出来事や時代背景を絡めて紹介しています。巻末には、「紅白おもしろランキング」も収録。この本を読めば、今年の「紅白歌合戦」をより楽しむことができるかもしれません。