滝川市立図書館スタッフがおすすめする『今がヨミドキ!』
3月は、別れの季節です。
卒業や転校、転勤など生活環境が変わる寂しさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、新しい門出に向けての準備に忙しい時期でもあるかと思います。
新生活への期待や不安を抱えるあなたを応援し、背中を押してくれる1冊をご紹介します。
「ふたつのしるし」
宮下 奈都 著
幻冬舎
美しい容姿と優秀さを隠してきた遥名と、いつも周りに比べて遅れたテンポで生きてきた温之。
別々の場所で、全く違う人生を送ってきた二人の“ハル”は、2011年3月11日の東京で出会います。
二人がどのように生きてきたのか、出会うべき人と出会えた彼らが、その後どのような人生を送るかが描かれた作品です。
この作品の最終章は2011年から10年程経った日々が描かれています。
ぜひ今のタイミングで読んでもらいたい、オススメの1冊です。
「滝川市立図書館スタッフがおすすめする『今がヨミドキ!』」のコーナーは、今回の投稿で最後となります。
今までご愛読いただきましてありがとうございました。
引き続き、ご利用をお待ちしております。
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Vol.53「希望の物語」
Vol.52「新しい自分へ」
Vol.51「自分で漬けると、もっと美味しい!」