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滝川市立図書館スタッフがおすすめする『今がヨミドキ!』

Vol.17「カボチャの季節はいつ?」

皆さんにとって、「カボチャの季節」はいつでしょうか。カボチャは夏野菜なので、夏という方もいらっしゃると思います。また、ハロウィンが近くなるとまちの中で怖い顔のついたカボチャ「ジャック・オ・ランタン」を見かける機会が増えるので、秋をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、カボチャといえば冬至に食べる野菜ですよね。

では、実際にカボチャの季節がいつなのかを調べてみると、日本ではカボチャは主に夏から秋(8月~9月)にかけて収穫され、生育適温が25℃から30℃前後の夏野菜ですが、栄養価が高く保存も効くため、寒い冬を乗り切ろうという思いを込めて冬至の日に食べられるようになったということがわかりました!

今回は、色々な季節のイメージを楽しめる、これからが旬の野菜・カボチャを、お子さんと一緒に楽しめる本をご紹介します。

◆参考◆

・「まるごとかぼちゃ」 八田尚子/構成・文 野村まり子/構成・絵(絵本塾出版)

・「ポプラディア情報館 日本の農業」(ポプラ社)

「かぼちゃのなかにたねいくつ?」

マーガレット・マクナマラ/作 G・ブライアン・カラス/絵 真木文絵/訳

(フレーベル館)

ティフィン先生が教室に持ってきた、大きさの違う3つのカボチャ。「このなかには、たねがいくつあるとおもう?」という先生の質問に、子どもたちはそれぞれ予想して、色々な数を言います。その時、クラスで一番小さな男の子・チャーリーが言った一言をきっかけに、カボチャから種を全部取り出して調べることになりました。「予想を立てる」、「実験する」、「たくさんのものを数える方法を考えてみる」など、子どもの科学する心を育てる1冊です。

おうち時間の長いこの秋、絵本の子どもたちと同じように親子で実験してみたあと、ハロウィンの「ジャック・オ・ランタン」を作ってみても良いかもしれませんね。

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