滝川市立図書館スタッフがおすすめする『今がヨミドキ!』
旧暦の10月は一部の留守神を残し会議を行うため出雲大社に全国の神様が集まり、出雲以外には神様が居なくなってしまうことから、「神無月(かんなづき、かみなしづき)」と言われています。
逆に神様が集まる出雲では「神在月(かみありづき)」と言います。
この会議で神様たちは、人の運命や縁、来年の天候や農作物や酒の出来について話し合っているそうです。
今回は、神様と神社にまつわる本をご紹介します。
「神社と神様がよ~くわかる本」
藤本 頼生 著
秀和システム
年中行事として行う「初詣」や地域の神社へ誕生を報告する「初宮参り」。更には数年前からブームとなっている御朱印集めなど、日本人にとって身近な存在である神社や神様。
しかし、日本最大である「伊勢神宮」、神々が集う「出雲大社」、徳川家康が祀られている「日光東照宮」など同じ神社なのに何故社号が違うのか、現代のような科学技術が無い中どうやって立派な社殿が建てられたのか、そもそも、人生の節目や年中行事で何故神社を利用するのかなど意外と知らないことがたくさん…。
この本は、そんな神社と神様のなぜ?どうして?がわかる入門書となっています。