４月２０日は「ジャムの日」

日本ジャム工業組合が、ジャムの美味しさや魅力を多くの人に知ってもらい、ジャムの需要の喚起と消費の拡大を目的に制定しました。
日付は、明治４３年４月２０日に苺ジャムを明治天皇に献上した記録があり、皇室献上品として認められたことは、日本のジャム産業の発展に大いに貢献したとの考えからこの日となりました。

「季節の果物でつくるジャムとレシピの本」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴木　雅惠/著

国際食品規格で定義されている「ジャム」とは、糖度６５％以上でしっかり粘度のある製品だけだと知っていましたか？
ただ、日本では果物の形が残っていたり、糖度４０％程度のさらさらした甘さ控えめのものも「ジャム」として販売しています。
手づくりジャムの良さは、しっかりした甘みととろみの本格的ジャムから、フレッシュな風味を味わう素材ジャムまで、自分の好みで作れるところです。この本では、様々な果物や野菜のジャムの作り方が写真付きで分かりやすく掲載されています。
これから、露地ものの果物や野菜が出回る季節がやってきます。その時期、季節でしか味わえない美味しさをジャムにして瓶に閉じ込めて、ゆっくり味わうのはいかがでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図書館職員　　千田　真紀