１０月１０日は「缶詰の日」

日本缶詰協会（現　日本缶詰びん詰レトルト食品協会）が１９８７年（昭和６２）年に制定しました。１８７７（明治10）年１０月１０日、北海道開拓使が石狩町（現　石狩市）で鮭缶を量産する工場を日本で初めて開いたことに由来します。

「世界を救うパンの缶詰」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菅　聖子/著　やました　こうへい/絵
阪神大震災の被災者からの声で、3年たってもおいしいパンの缶詰を作ったのは、栃木県にある町のパン屋さんの秋元義彦さん。パンの缶詰を災害用に備蓄し、消費期限前に世界の貧困地域に寄付する仕組みまで作りました。ただお金を得るためだけに働くのではなく、もうけながら社会のためになること、困っている人のためにできることを考えるなど、読書感想文にオススメです。児童書ですが大人が読んでも感銘をうけるはず。秋の夜長に親子で読んでみてはいかがでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図書館職員　　鈴木　陽子