１２月１６日は「紙の記念日」

１８７５（明治８）年のこの日、東京・王子の抄紙会社の工場で営業運転を開始した。
抄紙会社は実業家・澁澤榮一が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させたもので、王子製紙の前身となった。

「暮らしを彩る和紙オリガミ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山梨　明子/著

鶴や風船、奴さん…紙１枚あれば、いろいろなものが作れる折り紙。
近年では、折り紙の良さが見直され、海外でも人気があります。
そんな折り紙で、暮らしの中で使える小物を作ってみませんか。
箸置きやコースター、ランプシェード、アクセサリーなどの作り方を詳しい折り図で紹介しています。
折り紙で折った小物が家の中にあると和やかな雰囲気になりますし、和紙を使って折ることで、さらに温かみが感じられると思います。
和紙も折り紙も先人たちが残した素晴らしい知恵です。この機会に和紙や折り紙を暮らしの中に取り入れてみてはいかがですか。
家の中で過ごすことが多くなる季節。暖かい部屋で「和紙オリガミ」をぜひ作ってみてください。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図書館職員　　野澤　依未