滝川市立図書館
お詫びの日
1月25日は「お詫びの日」
1077年のこの日、神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世がローマ教皇グレゴリウス7世に「お詫び」をする「カノッサの屈辱」の事件がありました。イタリアの支配を目指し、ローマ教皇を
貶めようとした目論見はみごとに破たんしました。ハインリヒ4世はローマ教皇に許しをえるために、カノッサ城の外で、1月25日から3日間、雪の中、裸足に粗末な修道衣だけの姿で立ち続けたといいます。
「〆切本」
左右社編集部/編
作家たるもの、切っては切れぬもの、そして頭から決して離れないもの、それは「〆切」
夏目漱石、谷崎潤一郎、川端康成といった日本を代表する文豪から、村上春樹や吉本ばなな、西加奈子といった現代の人気作家に至るまで、〆切にまつわる話は泣けるものやら笑えるものやら、あきれるものやら、数限りなくあります。
新年早々ですが、何か詫びたいことがあるあなた、これを読んでみてはいかがでしょう。
即、役には立たないかもしれませんが、何故だか勇気がわいてくる、そんな一冊です。
図書館職員 高宮 みず恵