８月１８日は「高校野球記念日」

1915年のこの日、全国高等学校野球選手権大会の前身の全国中等学校優勝野球大会の開会式が行われたことに由来します。第1回大会では、全国73校から地区予選を勝ち抜いた10校が参加。5日間の熱戦が行われ、京都府立第二中学（現在の鳥羽高校）が優勝しました。甲子園で試合が行われるようになったのは、1924年の第10回大会以来です。

「北の野球物語」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白野　仁　著
　今年の夏は、滝川西高等学校硬式野球部の甲子園出場という大変うれしいニュースが舞い込んできました。新調されたユ二フォームの袖には4つの星が刻まれています。昭和63年の第70回大会出場を皮切りに、5年後の春の選抜大会、そのまた5年後の第80回大会に続き、実に19年ぶりの快挙です。心に残る選手宣誓、そして、強豪・仙台育英高等学校との熱い対戦は、手に汗握る興奮や胸を打つ感動、そしてたくさんの希望や夢を与えてくれました。市民が一丸となって応援した熱い夏。甲子園を目指す高校球児たちの手によって、これからも夢を繋いでくれると信じています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図書館司書　深村　清美