６月1日は「氷の日」

日本冷凍倉庫協会に制定されました。かき氷は夏の風物詩なので、６月だと少し早く感じる方もいるかもしれませんが、江戸時代に加賀藩が将軍家に６月１日に氷を献上し、「氷室の日」として祝ったことに由来します。

「雪と氷の図鑑」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武田　康男/文・写真
「シモバシラ」という植物をご存知でしょうか？その名の通り枯れた茎から霜柱のような氷が出る植物です。シソ科の植物で地中の根から吸い上げた水が割れた茎から氷となって出てきて、美しい氷の花を作ります。太陽の光が当たった氷の花は、絹のような美しい光沢があります。
この本では氷の花のほかにも国内外の雪と氷の美しく不思議な様子や、雪と氷にまつわる科学的な知識、豪雪地帯での雪害問題なども交えて写真つきで紹介されています。色々な氷のできる過程、雪の結晶、雪景色・・・。雪国に住んでいたらあまり気づくことがありませんが、雪と氷の世界は美しいものでいっぱいです。