滝川市立図書館
三浦雄一郎さんが、エベレストに史上最高齢で登頂に成功した日
三浦雄一郎さんが、エベレストに史上最高齢で登頂に成功した日
5月２３日
２０１３年のこの日、プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんが、世界最高峰・エベレストに史上最高齢となる８０歳７か月で登頂に成功した日です。
「高く遠い夢 ふたたび」
三浦雄一郎/著幼い頃テレビで、外国の絶壁のような山を、転がり落ちるようにスキーで滑る、１人のスキーヤーの姿を見て、とても驚いたという記憶があります。またあるときにはパラシュートを背負って、富士山を直滑降をしていました。ブレーキのために使ったそのパラシュートが、のちにパラグライダーの原型となったという話もありますから、驚きです。私がその人物の名前を知ったのはずいぶん後のことで、世界七大陸最高峰のスキー滑走を完全達成した、１９８５年頃のことだと思います。三浦雄一郎さん。大きな怪我をしたり、命を落としかねない危険も顧みず、三浦さんは８０歳を超えてまで、なぜ挑戦しつづけるのでしょうか。まるで人間の可能性の限界に挑戦しているかのようです。人間は夢をあきらめない限り、可能性に限界はない…この本は８０歳でエベレスト登頂を果たした三浦さんの挑戦の記録です。私たちに夢や希望を与えてくれる１冊です。 図書館職員 半井 仁
